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「うつ病は甘え」という言葉に耳を貸す必要なし

うつ病をお持ちの方がある程度症状が落ち着いてから就労移行支援事業所を利用したいというケースは沢山あります。同じような悩みを共有できる場であり、また障害に理解のある人達と一緒に就労を目指せる環境なのでうつ病克服にも就労移行支援事業所の利用をおすすめしています。もちろん、うつ病の症状が重い時には無理せずしっかり休む事が大切です。

しかしながら、うつ病の症状を訴えて休むと、決まって「甘えているだけだよ。」 「みんな辛い思いをして頑張っているのに情けない。」と発言する方がいます。

そのような発言に対してはこの記事のタイトルにもあります通り耳を貸す必要はありません。上記のような言葉を受けて更に落ち込んでしまう方も多いですが、こういった休むという行為は社会復帰に向けて大切な過程なんです。

ずっと寝てばかりいるのも、十分な睡眠をとって回復するために必要な行動ですし、ずっと遊んでいるのも、気持ちを充実させて豊かになるための必要な行動です。辛い事を我慢して頑張るという事は特に日本人の美徳として捉えられがちですが、 これが必ず正解ではないという事を念頭に置いておく事が大切です。

疲れたらしっかり休む事。これがしっかりできるようになる事で日々の生活を楽しく送れるようになります。自分のペースで無理なくやっていきましょう。

また、周りの方も当人がうつ病で休んでいる時は 社会復帰に向けて回復に入っている大切な時期にいる事を 理解してあげてください。本来「甘え」といったような発言をするというのはうつ病治療を妨害する行為となります。

例えば同僚がうつ病になってしまって、彼の分まで仕事を請け負わなければならなくなった時、「こっちは余計に仕事が大変になっているのに自分は休むなんて甘えだ!」とつい思ってしまう気持ちも分からなくはありません。ですが、心の傷を治している最中に一番やってはいけない事は心の傷を更に深める事です。

怪我している箇所を叩いたりすれば治りが遅くなるのと同じように、うつ病に対して「甘え」とか発言する事はそれをしている事と同じだという事を認識してください。こういった発言をする方は本人の治りが遅くなるという事で仕事への復帰も遅れ、自分の仕事が余計に大変になるという事に気づいた方が良いでしょう。

大切な事はうつ病について正しく理解し、 本人が早く復帰できるために後押ししてあげる事です。それが結果として皆の生産性向上にも繋がります。

就労移行支援を利用したいものの、うつ病で不安という方のご相談はこちらより受け付けております。

就労移行支援事業所 アクセルトライおおたは大田区大森・蒲田や品川区五反田近辺にお住まいの方はもちろん、目黒区、世田谷区、港区、渋谷区、杉並区をはじめとした東京都23区等にお住まいの方々からのお問い合わせをお待ちしております。

うつ病・発達障害をはじめとした精神障害をお持ちの方を中心に知的障害・身体障害・難病ゆえに就職が難しいあなたのためにスタッフ全員でサポートしていきます。

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