コラム~働き方や生き方のヒント~

就労移行支援事業所で身につけておきたい「学び方」とは?

「分かってる」けど「できない」というのは悩みです。この悩みによって「頭では分かっているのに…」と自分を責めたり自分に対する憤りを感じるようになります。就労移行支援事業所の利用者の中には、ある程度の期間が経つとこういった壁にぶつかる人もいます。

この壁にぶつかると、「他の事を勉強したい」「この資格を取ってみようと思うんだけど…」「この勉強をすればちゃんとできるかな」と、どんどん新しい知識を取り入れようと行動しがちです。しかし、「学び方」を知らなければまた同じ壁にぶつかり自分への苛立ちは更にヒートアップしてしまいます。

知識ばかり頭に詰め込もうとする「学び方」をしている人は、「知っている」だけで職場や家族間において知識を実践できておらず、「こう学んだから絶対これが正解だ!」と意固地にもなってしまっている事でその場の状況や背景を配慮しようとしない傾向があります。そういう方は決まって最終的には周囲と衝突を起こし、関係性を自ら崩します。知識が多い分「自分はいろんな事に詳しい」という思いが不必要なプライドの肥大化に繋がり、「学び方」として一番大切な「素直さ」を失ってしまっているんですね。

仕事によってお金をもらう立場は「その道のプロ」です。プロは常に学ぶ意識が必要不可欠になります。就労・復職(リワーク)を目指すにあたってこの「学び方」を身につける事が長期に渡って仕事を続けるためのコツです。

しかし、前述の通り「学び方」を誤ると「素直さ」を失い、必ず周囲との反発が起きます。そうなるとせっかく就労・復職(リワーク)ができたのに人間関係で揉めて早期離職に繋がってしまいます。余談ですが、企業向けにお話をしますと、採用にあたり多くの経験や専門資格を持っているにも関わらず短期間で何社も転々とされている方はそういう傾向にあるかもしれないという事を頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

では「素直さ」を育む「学び方」とはどんな方法か。それは本質を見抜く力を養う事です。ただ教科書に書いてある事を頭に入れていく知識を身につけるより効果が実感しにくく時間がかかりますが、この方法を身につける事で学んでいない事でも応用力を働かせて答えに辿り着いたり、感覚で理解ができるようになります。その本質を見抜く力を養うには物事の本質を見る事ができる人と一緒にいる事です。「何を学ぶか」より「誰から学ぶか」を考えるようにして下さい。

アクセルトライおおたの代表である上村 衛司は講義やアドバイスにおいて決して教科書通りの綺麗事は言いません。教科書通りの事を話したところで人には響かない事を知っているからです。常に「あなたにとってはどうなのか」を考えて話をしています。もし物事の本質を捉える力を磨いて長期就労を目指していきたいと考えたのであればアクセルトライおおたに気軽に相談してみてくださいね。

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