コラム~働き方や生き方のヒント~

もしお子さんの就労移行支援事業所へ通うモチベーションが落ちてしまったら?

就労移行支援事業所に通いはじめたものの、しばらくすると「事業所に行く気が起きないな。」とモチベーションが落ちてしまうケースはよく見受けられます。そうなると、親御さんとしては「将来就労するために通い始めたのに、やっぱりこの子は何やっても続かないんだ!」とお子さんを非難したくなるかもしれません。

当然限りある命ゆえにいつ自分が亡くなってお子さんの面倒がみれなくなるかもわからないので、焦りからそう言ってしまう気持ちも分からなくありません。ですが、ここでそうやって非難してしまうと、お子さんは「うるさいな!」と反発したり、「やっぱり自分は仕事なんかできないんだ…。」と落ち込んでしまいます。

もちろん事業所のスタッフは利用者の就労まで懸命に支援していきますが、そのためにまずご家族の信頼関係が必要不可欠です。お子さんが一生懸命自立しようと頑張っている姿を応援、見守ってあげる事。そしてモチベーションが落ちてしまっている時にはその倒れそうな身体をそっと支えてあげる事。ここで無理やり起こそうとしてはいけません。もし通う事すら辛ければゆっくり休ませてあげる事です。スタッフも本人の辛さを察してくれるので、ご本人から直接の連絡が難しければ親御さんからお伝えいただいても構いません。

1日フルで通う事が難しければ、半日だけの通所やスタッフや利用者との交流だけを目的に通う事もできないかどうかスタッフに相談してみると良いでしょう。事業所によりますが、認められる場合があります。(アクセルトライおおたは両者ともご相談に応じる事が可能です。)自宅以外の自分の居場所に行って仲間と会う事でモチベーションを取り戻す事も多いので、是非活用してみてください。

親子関係が良好に築けるようになると就労への道のりがグッと縮まります。お子さんが調子の良い時はもちろん、辛い時にこそ適切な距離感で支えてあげるよう心がけてみてください。

就労移行支援事業所 アクセルトライおおたは大田区大森・蒲田や品川区五反田近辺にお住まいの方はもちろん、目黒区、世田谷区、港区、渋谷区、杉並区をはじめとした東京都23区等にお住まいの方々からのお問い合わせをお待ちしております。

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