コラム~働き方や生き方のヒント~

新社会人に知っておいてほしいストレスとの付き合い方

4月になると各地で入社式が行われ、これまで学生生活を送っていた人達もいよいよ社会デビューとなります。門出が大変喜ばしいのと同時に、これから社会の荒波に揉まれながらこれまでではなかった数多くのストレスと付き合っていく不安はありますし、中には入社した会社の環境に耐えられず早期で離職する事になった人もたくさんいます。現に就職四季報の情報によると、大学卒の方が3年以内で離職する確率は31.9%(平成25年度就職者)となっており、10人のうち3人は3年以内で離職しています。

離職理由は様々あり、キャリアアップといったポジティブな理由もありますが、大半は「人間関係」「やりがい」「給料」「職場環境」が原因のネガティブな理由です。学生時代は友人とよく遊んで楽しい日々を過ごしていて、将来の仕事に対しても夢を持っていたかと思いますが、社会に出ると楽しかった時間、仕事への夢のギャップを感じる事になります。社会では自分がサービスや商品を提供して社会貢献をする事でお金を稼ぐ立場になるので、基本的には辛い事ばかりで仕事を辞めたくなるでしょう。

この理想とのギャップがストレスの大きな要因ですね。社会では理不尽な事ばかりです。聞いてない話で突然怒鳴られたりもするわけです。クライアントから無茶な要望があってそれに答えなければならないとか「そんなの無理だよ」というのもあるわけです。こういう理想を理不尽さに押し潰されてうつ病になってしまうケースが多いんですね。よく言われているのが「真面目な人ほどうつになりやすい」です。

このストレスを乗り越えていくにはストレスと上手く付き合っていく必要があります。それは「考え方の修正」です。何故理不尽だと思ったのか振り返ってみましょう。自分にとっては理不尽であっても、社会としてはごく当たり前の事だったりする事が多いです。理不尽だと思った事も、自分の考え方・やり方次第で上手く付き合っていく事ができます。

それでも答えが出なかったら会社の上司・同僚、また親しい友人や家族に遠慮なく相談しましょう。自分で抱え込んでいた悩みは実は簡単に解決できる事かもしれません。それでも解決せずどんどん気持ちが沈んでくるようであれば精神科を受診してみると良いでしょう。専門的な観点からメンタルサポートをしてくれますので、そういった機関は臆せず利用すべきです。あまりに体調が優れないようであればお休みも検討してみるべきです。

心構えとして持っておいてほしいのは「無理に頑張りすぎない事」です。自分ひとりで抱え込まず適度に周囲の人に甘えられるようになればおのずと気持ちが楽になってきます。

アクセルトライおおたでは一般就労を目指しながら、精神保健福祉士による専門的なメンタルケアや自身の障害についての学習サポートを受ける事ができます。

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