コラム~働き方や生き方のヒント~

今、企業に求められる能力とは?

採用にあたって企業が自分自身に対して「身につけておいてほしい能力水準」があります。それはどんな能力でしょうか?PCスキル?専門知識?もちろんそれらも必要なのですが、今、読み書きや基本的なPCスキルといった「基礎学力」「専門知識」に加え、それらを活かす力「社会人基礎力」が求められています。

あまり聞き慣れない言葉ですが、「社会人基礎力」とは・

前に踏み出す力(アクション)→試行錯誤しながら失敗を恐れず前に踏み出す行動力。失敗しても、他者と協力しながら、粘り強く取り組む。

考え抜く力(シンキング)
→常に問題意識を持ち、課題解決の方法を模索する。

チームで働く力(チームワーク)
→自分の意見を的確に伝え、意見や立場の異なるメンバーも尊重した上で、
目標に向けて協力する。

の3つで構成されている能力を指します。これらに欠けていると、いわゆる「指示待ち人間」「マニュアル人間」「一匹オオカミ」とレッテルを貼られがちです。これは同僚を大いに困らせてしまいますし、会社においても自分の立場を失いがちです。

周りにいませんでしょうか?勉強はできるのに仕事が遅い、ミスが多い人。いつも夜遅くまで仕事を頑張っているのに成果が上がらない人。
人間的に嫌いではないけれども、一緒に仕事をしたくない人。

そういった人は、どこかの社会人基礎力が欠けているかもしれません。逆に学力は高くなくても、仕事で大活躍している人もたくさんいますね。そういった人は周囲との調和の取り方、課題解決力、前向きに取り組む姿勢が優れています。

この社会人基礎力を磨くためには、土台として他者への思いやりや基礎的なマナー等の人間性や 自己管理能力が必要となります。

決して学業でいい点数を取り、いい成績を残している事ではないのです。ここの部分はどれだけ他者と関わり、社会関係や人間関係で揉まれた経験をしているかにかかっています。

だから学生時代、他者と関わりを持たず学校からの課題ばかりに打ち込んでいた人はそこの能力が養われず、結果として社会人基礎力が低く社会に適応しにくい傾向が出てきてしまいます。もし仕事において上手く回らないとか人間関係が上手くいかない事が続くようであればこの「社会人基礎力」と向き合ってみてはいかがでしょうか?

ちなみにこの「社会人基礎力」は経済産業省が定義づけた言葉であり、経済産業省のホームページにて詳細を調べる事ができますので、
興味がありましたら是非調べてみる事をおすすめします。

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