うつ病

うつの人に勧めたい行動活性化療法による心の大掃除

2019年仕事納めは多くの企業は昨日の12月27日だったのではないでしょうか?アクセルトライおおたは本日12月28日が仕事納めとなりますが、利用者と事業所の大掃除をしました。身の回りのものが片付くと気持ちが軽やかになりますよね?これは掃除をした事による成功体験を味わったがゆえに起こるものなのです。

行動療法をベースとした「行動活性化療法」というものがあります。掃除に限らず勉強でも「やる気が起きなかったけど、やり始めたら止まらず進んだ」といった経験ありませんか?これは考えを抜きにして行動面から変化させる事で悪循環から脱しているのです。

つまり、やる気が起きるまで何もしないのではなく、とりあえず始める事でうつ改善の一歩に繋げているのです。こうして起こせた”行動”には大なり小なり「やったぞ!」という自負が生まれ、うつの克服に繋がってきます。

「やる気があるから行動する気になるんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、これは、最近の脳科学の研究により「やる気は行動により活性化する」というデータが出ている事に起因します。よく、アクセルトライおおたの支援方針である「とりあえず一歩を踏み出してみる」にも繋がっていますね。

「でも何をしたらいいか分からない」という声が聞こえてきそうですね。多くのうつの方が踏みとどまってしまう理由はここにあると思います。ひとつ質問しますが、「掃除をしましょう」と聞くとどんなイメージを持ちますか?恐らく家中完璧にキレイに掃除するイメージが出てないでしょうか?掃除の考えに限らず、多くのうつの方は何か行動をするにあたり完璧な理想像を思い描いてしまっているがために自分で大きなプレッシャーを与えてしまっているのです。

やる気を失っているのがうつの典型的な症状なので、それならば真っ向からぶつかるのではなく、やる気をほとんど出さずともできる事をやるという考え方が合理的であると言えますよね。

よくうつの方には「小さな成功体験からはじめると良い」といったアドバイスをされますが、その小さな成功体験を味わうのにとっておきなのが掃除なのです。年末は大掃除のシーズンで多くの家庭で大掃除をしている事かと思いますが、無理に家中を大層にやる必要もありません。もちろん、できる事に越した事はありませんが、重要なのは”行動”したという結果です。これは年末の大掃除に限らず日常のゴミ捨て程度の行動で構いません。

例えば「飲んだペットボトルをそのままにせずちゃんとゴミ箱に捨てる」くらいの程度からで大丈夫です。

「このくらいならできそう」と思えてきませんか?そう思えたなら早速目の前にあるゴミを捨てるところから始めてみましょう。少しでも物を片付けて来る2020年を清々しく迎えましょう!

2019年もお世話になりました!

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