うつ病

うつ病だった過去があるって恥ずかしい事なの?

答えは「ノー」です。うつ病になったのは「今まで頑張ったから」。頑張った自分を恥じる必要はありません。心が病んだのは頑張り方が自分に合わなかっただけ。うつ病をきっかけに頑張り方を変えればいいという考えを持つ事ができるようになります。

うつ病というと「周りより心が弱い劣った人間」と考え、それを恥じてうつ病だった過去を隠したいと思う人が多いです。以前よりは減ってきていたとはいえ、まだまだうつ病に対して偏見の多い現代社会において周囲から馬鹿にされる事が恐くて隠したくなる気持ちはとても分かります。

しかしながら、うつ病は決して「心が弱い」人がなる病気ではないと思います。うつ病になる人は学生時代にとても厳しい部活動で監督や先輩のしごきに耐えてきた方も大変多いです。そんな毎日精神的に辛い思いをするはずの活動を最後まで続ける事ができたのだから心が弱いはずがありません。うつ病になる過程は人によって異なり、必ずしもそうではないのですが、典型的な例はこれまでの記事でも取り上げた通り「1人で頑張りすぎてしまったから」です。

部活動時代は「頼られる自分であり続ける事」を無意識で頑張ってきたと思います。これに対して周りが反応してついてきてくれたからそこにやりがいを感じ、モチベーションを維持できたのです。(もちろん、学生時代にいじめ等によって孤立してしまってうつ病になってしまうケースも沢山あります。)

それが社会人となると、人との繋がりは仕事というお金というシビアな面に向き合った前提での付き合いが大半で、その中で1人で頑張っていても学生時代のように周りはついてきてくれませんし、上司も「とにかく成果を上げろ」とプレッシャーをかけてきます。この環境で学生時代のように取り組んでいるといつしか心が疲れてしまいます。

うつ病になると、決まって同僚や上司から「誰かに相談すれば…」とか「周りに頼ればよかったのに」と言われますし、当然それが正論なのですが、うつ病の患者数を見てみると、その簡単な正論があるにも関わらず実行できなかった人が沢山いるんですよね。うつ病はそんな自分のこれまでの頑張り方を変えるチャンスであり、 大きな気づきとして捉えてほしいです。

もちろんうつ病にならない事に越した事はありませんし、うつ病だった過去を無理してまで人に話す必要はありませんが、うつ病を乗り越えた事で自分はこんなに前向きに変われたと胸を張る事で物事の見え方が大きく変わってくるはずです。うつ病を乗り越えてこれから就職に向けて動くという方も現在うつ病の治療中という方も是非この考え方を知ってほしいと思っています。

アクセルトライおおたではうつ病だった過去を前向きに捉え、うつ病を活かした生き方・働き方をつくれます。就労に向けてうつ病が足枷になってるのではないかとお考えでしたらこちらよりお気軽にご相談ください。

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