うつ病

うつ病の方は3月の過ごし方に注意

3月と9月は東京都が「自殺対策強化月間」と定めている月間です。特に3月は厚生労働省が平成26〜28年で調査した自殺統計によると、最も自殺者が多い月です。何故3月に最も自殺者が多くなるかというと、社会的に3月は決算、確定申告、異動といったストレスを抱えやすい時期であり、学生的には卒業や学年の移り変わりのシーズンで別れによる喪失感を覚えやすい時期であります。更に季節的に見れば、冬から春への移り変わりで気候の変化が激しく、その気候の変化に身体がついていけないために自律神経のバランスを崩しやすい時期です。

上記の要因を見てみると、うつ傾向の方にとっては3月は非常にデリケートな月である事が分かりますね。健康的な方でも、この時期は倦怠感や肩こり、頭痛といった身体の不調を感じやすいのではないでしょうか。

就労移行支援事業所でもこの時期は体調を崩してお休みされる利用者が多いです。季節柄風邪も引きやすいですし、気分が落ち込んでしまって体調を崩しているという方もいます。身内の中でも変化が起きやすいですよね。進学してこれまでとは身内でも付き合い方が変わってきたり、1人暮らしのために実家を出ていったり、また友人付き合いでも環境の変化があります。この変化に上手く順応出来ない方にとっては孤独感を覚えやすくストレスが溜まります。

3月は特に自身の体調を気遣うように心がけてください。うつ症状が酷くなってきた場合はまず医療機関の受診です。自身のうつと向き合い、周囲とのコミュニケーションを図っていく訓練は就労移行支援事業所で行いますが、それはうつ病の方が改善や寛解に至ってから行う社会生活の場に向けての訓練なので、症状が重い場合は社会生活に向けてのステージから一歩引いてみる事を考えてみたほうが良いでしょう。

このように今自分は就労移行支援サービスを受けるステージにいるのか、よく自問自答をしてみてください。もし悩んでいるのなら就労移行支援事業所のスタッフに気軽に相談してください。今あなたがどう行動すべきなのか一緒になって考えていきます。

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