うつ病

双極性障害(躁うつ病)の方が就職前に挫折してしまう理由

一般就労を目指す双極性障害(躁うつ病)の方は途中で挫折してしまうケースが多いです。その理由は、自己評価と周囲の評価が噛み合わず「自分はこんなに頑張っているのに誰も認めてくれない」と疎外感を覚えてしまう事にあります。双極性障害の方にとって就労を目指す際に障壁となるのはうつ状態の時よりむしろ躁状態の時の活動です。

「躁状態は元気なんだからいいんじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。しかし、実際の現場ではうつ状態より躁状態の時の方が支援者としては対応を注意深く行われなければなりません。躁状態の時は気分が舞い上がっており、「自分は何でもできる」という全能感を覚えてしまう傾向にあります。急に周囲の会話を遮ってまで自分の事についてお喋りになったり、約束の時間に対して極端に早く来たり、注意や指摘をされると逆上したり…正しい状況判断に欠けた行動を多くとるようになります。ですので周囲から見ると自己中心的に見えてしまうんですね。

そうなると周囲は次第に当人とは関わりを避けるようになってきます。そうすると今度は当人にとっては「最近周りが冷たい」という疎外感を覚えるようになり、「この環境は自分にあっていない」「人間関係がよくない」という理由から就労移行支援事業所を辞めたり就職活動そのものを止めてしまう事になります。

躁状態時の行動は衝動的です。ハッと閃いた事やカッと怒りを覚えた時には周りの制止を聞かず自分勝手に動いてしまいがちです。攻撃的にもなるゆえに周囲の人にも迷惑がかかります。そうなってしまうと、就労移行支援事業所としては他の利用者を守るためにも本人の行動を抑制せざるを得なくなってしまう場合があります。

更にその後にうつ状態が訪れると、今度は躁状態時の自分の行動を酷く後悔し、「自分はダメな人間だ」と落ち込んで引きこもり体質となってしまいます。それから再び躁状態が訪れると…結果は見えていますね。これが双極性障害の方に起こりがちな負のサイクルです。

双極性障害の方が挫折しないためには、本人が正しい障害知識を得る事から始まります。まずは医師から処方される向精神薬を正しく服用する事。元気になったからといって、自己判断で服用を止めてはいけません。薬はうつ状態の軽減だけではなく、躁状態とうつ状態の度合いを抑えて精神を安定させるためにあります。

更に薬の服用とあわせて精神療法が有効です。自分の躁状態、うつ状態時の傾向やストレスへの対処法、生活リズムの整え方を自分に合ったやり方で学んでいきます。もちろん、双極性障害特有の傾向はありますが、元々の本人の素行による場合もありますので、自分の元々の性格と障害の症状、また向精神薬服用による副作用についてしっかり学んでおきましょう。

自分の障害を知って正しい対処法が分かるようになると、意識して行動するようになるので徐々に自分でコントロールできるようになってきます。そこからが就労に向けての本格的なスタートです。

是非上記の対処法を試してみてください。

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