うつになりやすい人は嫌な事があった時に我慢をしがちな傾向にあります。もちろん、全員が全員そうではなく、逆にすぐ感情を爆発させて対人トラブルを引き起こしてしまうような人もいますが、ここでは我慢を続けて体調を崩してしまうような人向けに記事を書きます。
社会生活においては誰しもトラブルや理不尽な出来事に遭遇します。しかし、就労移行支援事業所に通う利用者の多くはこういった悩みに対して上手く対処できなかった人です。みんなが怒り、不安の対処の仕方が上手くできずに気分が落ち込みうつになっているんですね。アクセルトライおおたは復職を目指す休職者のリワーク支援にも力を入れていますが、そういった方々も上司・同僚との対人トラブルや仕事におけるストレスによって体調を崩している人がほとんどです。
しかし、実際に本人や会社の上司に話を伺ってみると、事の発端はほんの些細な言葉のかけ方と本人の受け取り方によるものです。当事業所の例で言えば、上司が言葉をかける際にちょっと本人へのいじりを含めたジョークを飛ばしたものの、本人がその言葉を本気に捉えてしまい、そこから上司への不信感を募らせてしまいました。後にでも「あの時言われた事ちょっと気になったんですよね。」と軽い気持ちで相談できれば良かったのですが、それをせずに1人で溜め込んでしまった結果、体調を崩して休職となってしまった…という事です。
こういう事って仕事だけに留まらず、日常生活においていつでも起こりえます。あの時こういう事を言われて傷ついた…というような事はよくあると思いますが、相手にとっては全然攻撃するつもりないんですよ。だから気にするな!…で済めばいいのですが、性格上どうしても気にしちゃって仕方ないという人のために適切な感情の解放のさせ方をヒントとしてお伝えしましょう。
休憩時間や食事の時に「あの時ああいう事言われたんですけど正直傷つきましたわーハッハッハ!」と笑い飛ばしながらその気になってた事を話すといいですよ。当人がいれば一番いいのですが、いなくても普段気軽に話せる仲間に気持ちをオープンにする事で気分がスカッとします。それを聞いた仲間は「まああの人はああいう人だからね。」「俺も普段しょっちゅういじられるよ。」と笑い飛ばします。仕事の中で表面上に付き合っていると、本当の人間性というのが感じられにくい事が多いのですが、こういった仕事外での付き合いをする事で今まで気づけなかった人間的な部分が良く見えるようになります。自分ではすごく深刻に捉えていた事が、案外全然大した事ないという事に気付かされます。
今の時代、若者は飲み会の付き合いを断る傾向にあり、職場の人間とも仕事以外では一切付き合わないというスタンスを持つ人が増えていますが、近年うつ病の方が増えているのもこういった付き合いが減っている事で精神的なストレスがかかりやすくなっているのではないかと思っています。強制はもちろんするつもりはないのですが、生きている上で息苦しさを感じているのであれば、周囲の環境へ求めるばかりだけでなく、自分から積極的に気持ちをオープンにする場を増やしてみるのは生き方を変えるひとつの取っ掛かりになるのではないでしょうか。
アクセルトライおおたでは定期的なお茶会の実施をしていますので、みんなでざっくばらんに話す機会としてオススメです!もしうつで生きづらさを感じているようであればお茶会からちょっとだけでも顔を出してみるといいですよ。
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