うつ病

うつ病を受け入れ、毎日楽しく仕事をするためのヒント①〜自分から働きかける〜

うつ病になると、生活の事だけでなく仕事への取り組む姿勢もネガティブになりがちです。たっぷり休んで徐々に回復に向かい、そして「そろそろまた働き始めよう。」と思うと同時に「次もまた同じように心を病んでしまうのではないか。」「こんな自分に一般の仕事って向いてないんじゃないのか。」

という悩み事が浮かんできて、こういったご相談をアクセルトライ おおたでもよく伺います。うつ病は本人も周囲も気づきにくく、また調子にも波があります。

昨日まで元気に仕事をしていたのに、翌日になって急に「具合が悪いので休みます。」と休んでしまい、最初のうちは心配してくれてたものの、徐々に「あいつは休みすぎじゃないのか。」「休まれて仕事を増やされる周りの身にもなってくれよ。」と周囲の見る目が厳しくなってきてそういったプレッシャーに耐え切れず症状が再発→悪化となってしまうケースはよくあります。

せっかくようやくうつ病の症状が軽くなって職場復帰や再就職ができたのにまた同じ事を繰り返してしまう…そんな事を考えると職場復帰や再就職するにも尻込みしてしまいますよね。

そんな悩みを緩和してくれるのが仲間の存在です。自分がうつ病である事をオープンに話せて相談に乗ってくれる仲間がいると本当に気持ちが楽になります。

最近は障害をオープンにして周囲の理解を得られやすい職場が増えてきていますので、就職活動にあたってはそういった障害に理解のある職場を探す事がまずポイントとなってきます。また、就職する際には予め職場に理解してもらうために、感情的にならずに冷静に自分の症状やそれを回避する方法等を説明しましょう。

うつ病は心の病気ですが、第三者に理解してもらうためには そこでいかに客観的に説明できるかがポイントになってきます。

就職後は、既に自分の事を面接等で知っている人事や上司には最初からある程度理解していもらえていると思いますが、しかしながらその他の上司や同僚になかなか自分の症状を理解してもらえない事も多いのが事実としてあります。

そうなると「自分の事を分かってくれない!」と周囲に対して敵意を持ってしまったりします。そうならないためにも、「どうやったら理解してもらえるか。」といった視点を持って向き合うかが大事です。周囲に理解してもらうためには、 理解してもらうための信頼を得る努力が必要となってきます。

以前の記事『「うつ病は甘え」という言葉に耳を貸す必要なし』で「周りの方も当人がうつ病で休んでいる時は 社会復帰に向けて回復に入っている大切な時期にいる事を 理解してあげてください。」とお伝えしました。

ここでの「理解してもらう」という事は前提として「信頼されている」という事があります。うつ病は元気な時とそうでない時の調子の波がありますから、いかに元気な時にできる範囲内で仕事をしっかりこなして周囲から一定の評価をもらって信頼をもらうか。自分から周囲に働きかなければ、周囲からも理解はしてもらいにくいと考えて下さい。

調子が悪くなって休まなければいけない日が出てくるのが目に見えているのであれば、日頃から周囲とのコミュニケーションをしっかり取り、元気な時に休む準備を整えておきましょう。

アクセルトライおおたではそういったうつ病と向き合いながらどう仕事をするか一緒に考えていきますので、「どういう職場だったら自分みたいなうつ病の人でも受け入れてもらえるの?」「周囲とどうコミュニケーションを取っていったらいいか分からない。」というお悩みをお持ちでしたらこちらよりお気軽にご相談ください。

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